論考集 (16件)
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魂の叫びをExtreme Melodic Death Metalに込めて――「Rise Above」という自己革命
## はじめに
先日、私がこれまで作曲した楽曲の中でも、特別な位置を占める一曲をSpotifyに公開しました。
**「Rise Above」**
Suno v5.5によるリミックス版として仕上げたこの曲は、Extreme Melodic Death Metalという(世に存在しない...
凡人最強説——なぜ「小さく生きる」ことが最強の生存戦略なのか
## はじめに
2026年4月、女優・広末涼子さんが芸能活動の再開を発表しました。2025年の交通事故、逮捕、病名公表からわずか1年足らずでの復帰宣言。SNSでは「早すぎる」という声が溢れ、同時に彼女の金銭的困窮を危惧する声も寄せられています。
私はこのニュースを見て、ある持論のことを思い出しま...
解決させちゃったら困るビジネス──「答えはとっくに出ている」のに、なぜ私たちはそれを実行できないのか
## はじめに
2026年2月、日経平均株価が史上初めて5万9000円台を突破しました。
このニュースを見たとき、私の頭に最初に浮かんだのは、リーマンショック後の記憶でした。あの頃の日経平均は7000円台。そこから約8倍です。もし2009年に日本株のインデックスファンドを買って、ただ放っておいた...
掃除という哲学——損失回避性を逆手に取り、認知資源を取り戻す「最も身近な行動療法」
## はじめに
私は、掃除が好きです。
こう書くと、几帳面な性格の人間が自分の美徳を語っているように聞こえるかもしれません。しかし、この論考で私が伝えたいのは、そういう話ではありません。掃除という行為の中に、行動経済学、認知科学、アテンションエコノミー、心理療法、そして哲学が凝縮されているという...
「卑怯」なビジネスの正体——現代アイドル・音楽ビジネスが踏み越えた一線
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## はじめに
私はキャバクラが好きです。
この一文から論考を始めると、読者のほとんどは眉をひそめるか、あるいは「またか」と苦笑するかのどちらかでしょう。しかし私は、このキャバクラという場所が、ビジネスの本質を考える上で非常に示唆的なモデルだと本気で思っています。
キャバクラには、売...
君の成績が悪いのは本当に君のせいか——座学不適合者と生成AIという名の福音
## はじめに
「私の成績が悪かったのは、本当は私のせいではないかもしれない。」
この一文を読んで、どう感じましたか。「言い訳だ」と思った方もいるでしょう。「逃げている」と感じた方もいるかもしれません。しかし、少し立ち止まって考えてみてください。成績の良し悪しは、本当にその人の知性や努力だけで決...
安全圏前提無責任X引用手法批判——「ネットの声」という虚構が社会的私刑を量産する構造について
## はじめに
私はある日、Yahoo!ニュースに掲載された芸能スキャンダルの記事を読んでいました。記事の構成は、事件の概要説明のあとにXの投稿が3件ほど引用され、最後に「非難轟々」というまとめで締めくくられるという、見慣れたパターンのものでした。
ふと立ち止まって考えました。この3件のコメント...
5000万円の外車と毎年同じ服——顕示的消費の民主化が暴いた「見せる自分」と「生きる自分」の断裂
## はじめに
2026年3月18日、あるインフルエンサーが法廷に立ちました。
宮崎麗果被告。コスメブランドの経営者にして、元EXILEメンバーの妻。Instagramでは高級外車やハイブランドのバッグを頻繁に披露し、「実業家ワーママ」として多くのフォロワーの憧れを集めていた人物です。起...
逆因果応報原理主義概論——結果から原因を捏造する人間の普遍的傾向と、そこからの「降り方」
## はじめに
「子育てが早く終わっていいな」
ある年、保育施設で園児が送迎バスに置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなるという痛ましい事故が起きました。その園児のご両親に対して、動画投稿サイトでこのようなコメントを複数回投稿した人物が、後に書類送検されています。
この事件を知ったと...
反脆弱野郎の人生論
### 著者プロフィール
kentrue(yousystem)
フリーランスクリエイティブエンジニア/ビジネス寓話創作者/ミュージシャン/思想家/キャバクラ愛好家
麗澤大学不合格、中央学院大学不合格、千葉商科大学不合格、城西国際大学不合格、
日本大学農獣医学部食品経済学科不合格、...
執着人間の心理構造論
## はじめに
「人間の不幸はすべてただ一つのこと、すなわち、部屋の中に静かにとどまっていられないことに由来する」
17世紀のフランスの数学者にして哲学者、ブレーズ・パスカルは『パンセ』の中でそう書き残しました。この言葉が書かれてから350年以上が経った現代日本において、私はこの洞察がい...
フィードバックの沈黙——なぜ優秀な人間ほど暴走するのか
## はじめに
2026年2月、ひとつのニュースが世間を駆け抜けました。警察庁外事課の課長補佐、36歳のキャリア警視が、女性記者に対する不同意わいせつ容疑で書類送検されたのです。東京大学法学部を卒業し、29歳で神奈川県警の課長職に就いた、まさに絵に描いたようなエリート。その人物が、取材で接点の...
信頼のハイパーインフレ──なぜ私たちは人間を信じられなくなったのか
## はじめに
パンを食べるたびに、ある漫画のキャラクターを思い出します。
食パンにスライスチーズとハムを乗せて、20秒レンジでチンする。それだけで、温かくて美味しい食事ができる。2分もかからない。でも、その2分すら自分の娘に与えることができなかった母親がいた。フィクションの中の話ですが...
弱さの開示と社会構造の歪み——なぜロマンス詐欺市場は拡大し続けるのか
## 導入:ロマンス詐欺とバレンタインの季節性
2月。街がチョコレートの甘い香りに包まれるこの季節は、同時に、ある犯罪が最も活発になる時期でもあります。
警察庁の統計によれば、SNS型ロマンス詐欺の被害額は2025年11月は486件、被害額は53億9000万円にのぼります。
これは...
「バカ」の対義語についての検討
## ——人間を理解するための、ひとつの思考実験——
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### はじめに
ある日、一冊の本を読んでいて、ふと目に留まった一節がありました。
> バカは科学的に研究されうる。だが、さらに一歩進んで考えると、バカについての研究とは結局のところ、人間についての研究に他ならない...
キャバクラ社会論番外編:信頼と関係性の経済学
## はじめに
本稿は、キャバクラという空間における人間関係の力学を、ゲーム理論や信頼の経済学という学問的視座から考察するものです。私がこの論考を書こうと思った動機は、ある夜の何気ない会話から生じた素朴な疑問でした。それは「キャバクラにおける守秘義務とは、誰に対して、どのような形で存在するのか...